2014年2月16日日曜日

なぜスタートアップなのか、というお話

そはらです。

最近学生さんとか、社会人2-3年目の方とかと話すことが増えたのですが、 「コンサル、PEってどうでしたか?なんでスタートアップなんですか?」と良く聞かれます。 

昔の職場を悪く言うつもりはないですし、でも今は立場上ポジショントークになってしまうので、非常に困る質問なのですが、 一言で言うと「今まで色々経験してきたけど、一番楽しいと思ったから」です。 

私、実は学生時代に一度起業しておりまして、Safaliという会社をやっていました。 元デべ、元コンサルの人と3人で、「リタイアしたシニアの方のやりたいことを、彼らのお金で、僕らがビジネスとして立ち上げる」、というコンセプトの元、 学生向けのスーツブランドを作ったり、シニアエグゼクティブ専用のSNSを立ち上げたり、調布の病院とこども園を作ろうとしたり、新しいスニーカーのブランドを作ろうとしたり、とにかくサービスを立ち上げまくりました。 

会社の創業期は、元コンサルの人がまだ仕事しつつだったので、その人が仕事終わったら自由が丘の駅で待ち合わせして、 社長の自宅があるお台場まで車で行って、夜中ぶっ通しで仕事して、朝方帰ってきてそのまま大学、みたいな生活でした。 

それまでやってたインターン等とは比べ物にならないくらいハードワークでしたが、 そんなことが苦にならないくらい、新しいサービスを考えるのが楽しくて仕方がありませんでした。 

結局スニーカーのプロジェクトでクライアントが金を払ってくれず、債権追いかけ回しているうちに会社が苦しくなり、 私は会社に残るのを諦め内定先のコンサルへ就職。 スーパーの売場改善をしたり、トラック会社の部門売却を進めたり、ハイテク企業の中国進出戦略練ったり、 保育園立ち上げたり、製薬会社の営業戦略考えたり、ロンドンで銀行と証券の合併プロジェクトをやったり。 2年ちょいしか居なかった割には結構幅広い業界・ファンクションを経験させてもらいました。 ファンドに転職した後も、ヘルスケアプラクティスの立ち上げたり、投資先でマーケティング部を立ち上げたり、上場企業のDDしたり。 

ただどれだけ働いても、自分の会社をやっていた時の、血のたぎるようなエキサイトメントは得られませんでした。 

それで、やっぱり自分のやりたいことは、0→1に関わることなんだな、と思って昨年退職を決意しました。 

VCに行き投資家として業界に関わるか、自分でやるか、スタートアップの一員としてどこかの神輿を担ぐか、 しばらくは何をやろうか迷った時期もありましたが、「自分のやりたいことをやったらいい」という指摘を様々な方からいただいて、 自分で子育て支援のサービスを作る、という今の状況に行き着いています。 楽しく働くこと自体を目的とすべきかどうかは人それぞれだとは思いますが、 個人的には、楽しく仕事をすることが自分のパフォーマンスを上げることにつながるのではと思っており、 自分の能力で生み出す価値を最大化し社会に還元する、という点で結構大きな指針だと思っています。 

コンサルでも、PEでも、スタートアップでもなんでもいいので、自分の好きなことを好きな様にやって社会に価値を還元する人が増えると、世の中もっと良くなるのではないでしょうか。