2014年3月20日木曜日

C2Cベビーシッターサービスに苦言を呈している若い人達は、ちゃんと選挙行っていますか?

そはらです。

まずは、先のベビーシッターが起こしてしまった死亡事故に関し、お悔やみ申し上げます。 

問題のSitter’s Netや類似サービスのCradle, iMomといった匿名制サイトの代わりに、昨年末からCarefinderやiSitterといった実名制のマッチングサイトが出てき始め、これから匿名制のサイトが淘汰されていくかどうか、というタイミングでのことなので、非常に残念に思います。 

ここぞとばかりに規制強化が進み、既存のマッチングサービスはユーザーも離れ淘汰、ベビーシッター協会が更に利権を拡大しそうですが、今の世論ではこの流れは免れないのかな、という所感です。 

本質的な問題提起としては、本日のフローレンス駒崎さんのブログが解説として非常に良くまとまっております。
http://www.komazaki.net/activity/2014/03/004462.html 

今回のこの事件の後に私が考えていたのは、 
「C2Cマッチングサービスやお母さんの批判をしている現子育て層、もしくはこれから結婚して子育てをするポテンシャル層は、ちゃんと選挙行ってるのかな?」 
ということです。 

自分が共働きで、子育てをしていて、仕事も子育ても両立したい。 どうしても外せない用事がイレギュラーな時間にあって、子供を見ることができない。
近くに親がいないから預ける人が居ない。
公的な保育施設は融通が効かないし、ベビーシッターを使いたいけれど、料金はべらぼうに高いし申し込みetcがあってすぐには使えない。 どうしようもない。 

想像に難くない状況だと思います。私が実際にサービス開発の中で話を聞く親御さん達の中にも、こういう方々はいらっしゃいます。 だからといって見ず知らずの人に安価で2-3日預けろって話ではないですが(Webサービスに対するユーザーリテラシーに関しては別問題)、 こういう困った状況は男女限らず、近い将来誰にでも起きうるということ、皆さん理解しているのかな、とふと疑問に思いました。 

人に預けるくらいだったら自分が見る!私は子供のために自分を犠牲にする!という主婦/主夫の方は非常に立派だとは思いますが、 世の中にはそれだけ勇気を持って仕事に見切りを付けられない方もいっぱいいらっしゃいます。 

本当に通るかどうかはまだ不明ですが、将来配偶者控除がなくなれば、家計的に働きに出ざるを得ない人も増えるでしょう。その時に同じコメントが言えるでしょうか。 http://mainichi.jp/select/news/20140320k0000m020107000c.html 

せめて公的な保育施設がもっとあれば、営業時間が長ければ、もっと予算がついていれば、ベビーシッターが安ければ。 

こういった動きを少しでも動かすことができるとすれば、 それは規制緩和であり、子育て関連予算の増額であり、 一般市民がこれに寄与できるとすれば、やる気のある政党への投票しかありません。 

そんなのどの政党でも同じじゃないの? いえ、違います。 私の政治的スタンスは公開したくないので、実名は出しませんが、どこが具体的に考えているかはマニフェストをよく読めばわかります。 

投票率の高い高齢者層は、おそらく子育て施策に関してはそんなに意識しないでしょう。 もう子育て終わっていますので。
 結果として起きているのは子育て関連財源の不足です。
http://www.j-cast.com/2014/03/17199126.html?p=all 

よくコンサルティング会社では「本音建前分析」というのをやりますが、建前では問題だといいつつ、本音では全然なんとも思っていないというケースはよくあります。 

ワイドショーで騒いで満足したくないのであれば、 本当に現状を変えたいと思うのであれば、 まずは今子育てをしている、またこれから子育てをする可能性のある若い層の一人一人が選挙に行き、ステークホルダーとして一票を投じることから始めるべきだと思います。