2015年2月25日水曜日

デザイナーというお仕事

そはらです。

ボクは大変恵まれていることに、ウェブ・アプリ業界に来てからかれこれ1年半、ものすごく優秀なデザイナーの方々とお仕事をさせてもらっている。
最近弊社では業務拡大につき追加でフルタイムのデザイナーの求人を出していて、色んな方と面談させていただいている。
その中で気がついたのは、本来イラストレーターやアーティストと名乗るべき人も「デザイナー」と名乗っていることであり、それに対して少しモヤモヤしている。
モヤモヤしているので、ここに言語化しておく。

・デザイナーは理論家である
デザインという仕事は、何かの商品がその商品の目標を達成しやすくするためにある。
プロダクトデザインやウェブデザインであれば、ユーザー体験を上げるため、広告のデザインであれば、よりリーチを広げるため、ロゴのデザインであれば、ユーザーにより愛してもらうため、である。
目標があるということは、その目標を達成するための要素に分解できるはずで、その要素がこう変わるはずだからこういうデザインにする、という理論が必ず発生する。
デザイナーのデザインはなぜそのデザインになったのかの理由が常にある。

・デザイナーはユーザー目線である
「私はこう思うから、こういうデザインがいいと思う」という言葉をデザイナーは使わない。デザインの向こうにはユーザーがいて、満足させるべきはデザイナー自身でなく、ユーザーである。
よって、デザイナーは常にユーザーがどういうリアクションを取るか、どう使うかをイメージして仕事をする。「ユーザーがこう思うと思うから、こういうデザインがいいと思う」という言葉をデザイナーは使う。

まぁボクはデザイン全くわからないしできもしないのですが、優秀なデザイナー達がまるで職人のように、時に根を詰めながら、キリキリと仕事をしているのを見ると、たぶん上記の2つは間違っていない。

というわけで、デザイナーの方募集中!
メッセージ下さい!

2015年1月10日土曜日

Inspiringか否か

そはらです。

先月29歳になりました。
学生時代に立ち上げていた時の社長が28歳だったので、ついにその歳を超えたことになる。当時の社長は僕にはキラキラして見えたものだ。

そこで考える。
僕は大学生当時の僕から見て魅力的に映るだろうか?
なんとなくYesな気もするし、Noな気もする。
自信を持ってYesと言えないのがなんとも残念だ。

思えば大学生の後半〜社会人初めの頃まで、僕は大人をinspiringかどうかで評価していた気がする。
いくら頭が良くて、仕事が出来ても、inspiringでなければつまらないと思っていた。
Inspiringかどうかの定義は難しいが、長いものに巻かれない力、ワクワクさせる力、人を圧倒する気合、そんなものの掛け合わせだろう。

もし今の若者も同じような考えだとすると、優秀な若い人を惹きつけるにはそういう顔をもっと出さなければいけない。
Inspiringか否か。もう少し意識しよう。